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少し、意味がちがうんだ。

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降って湧いた

小ネタ投下。拍手小話に使おうかと思ったんですが暗いのでやめました。クラウドの暗い呟きですがよろしければつづきから。

そういえば333333hit過ぎてました。更新停滞を掲げてからも足を運んでくださる方、拍手やメッセージを下さった方、ありがとうございます。キリ番報告は今回ありませんでしたが、次の35万打がリクエスト受付最後となりますので宜しくお願いいたします。
一応、35万打を区切りにいろいろ決断しようと思っていましたが、相変わらずのらりくらりとサイト運営を続けていくと思います。だってたとえネタがなくて更新が滞ってもクラティが好きな気持ちは全然変わってないんだもんなー。クラウドへの愛はヘンタイ並みだし。今日みたいに降って湧いた小ネタを投下できる場所がないとやっぱり寂しいし…。そんなわけで更新停滞気味なのは変わらないのですが、これからも宜しくお願いします。


私信>>某Bさんメッセージ受け取ってます。ありがとうございました!



 

かわいい10のお題より

 

(※家出中クラウド。暗いです)


9.幸せそうな笑顔 

笑顔を向けられる度に胸が痛んだ。
俺は大切な人に、こんな顔をさせたことがあっただろうか。

「ありがとう、運び屋さん」

礼なんか言わないでくれ。仕事でやっていることだ。

「遠いところ疲れたでしょう?良かったら少し休んでいってください。美味しいお茶を淹れますから」

優しい言葉なんか掛けないでくれ。そんな価値もない男に。

「そう、お忙しいのね。残念。それじゃあ、電話を受けてくださった方にもお礼を伝えてくださいね。奥様かしら?面倒なお願いだったのにとっても親切で感じが良かったの」

ああ、そうなんだ。彼女はとても優しくて。
でもそんな彼女を俺は傷つけて。

「いや…礼なら彼女に直接伝えてやって欲しい。そのほうが…喜ぶと思う」

俺は、伝えられないから。

「あ、そうね!今から電話してみるわ!」
 

荷物ひとつで、小さな親切ひとつで
あんなにも幸せそうに笑えるものなら。
そうさせてやれなかった俺は
本当にどうしようもない。

ごめん。

ごめんな、ティファ…。





 

 

私は笑っていたよ。あなたが忘れてしまっただけ。

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