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少し、意味がちがうんだ。

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ある説法から

まだよちよち歩きの赤ちゃんが、小石につまづいて転びました。
一緒にいたお母さんが、泣き出した赤ちゃんを泣き止ませるためよしよしと撫でてあやし、おどけて小石に向かってメッ!と怒るしぐさをしました。それがおかしくて、赤ちゃんは泣きやみ、笑いました。

でもお母さん、それはいけませんよ。

転んで痛い思いをしたことを、小石のせいにしてはだめなのです。
何かのせいにしてはだめなのです。
自分が失敗した時に、誰かのせい、または不運のせい、と、責任転嫁する子になってほしいですか。


ウロ覚えですが、おおむね、こんな話だったと思います。
このお話をえらいお坊さんから聞いたときはまだ独身の頃。
最初は、お母さんの何がいけないのか分かりませんでした。その続きをきいて、なるほど、と納得したのですが、未だに時々思い出すお話です。10年以上も前に聞いた説法。

だからと言って、自分が結婚し子供を育てるようになったとき、似たような過ちをしていないか、というと、そうでもない(笑)
これからお母さんになるという方々には、是非心の片隅にでも留めておいて頂き、子育てに生かしてくださると嬉しいです。
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