ある説法から 日記 2008年11月28日 まだよちよち歩きの赤ちゃんが、小石につまづいて転びました。 一緒にいたお母さんが、泣き出した赤ちゃんを泣き止ませるためよしよしと撫でてあやし、おどけて小石に向かってメッ!と怒るしぐさをしました。それがおかしくて、赤ちゃんは泣きやみ、笑いました。 でもお母さん、それはいけませんよ。 転んで痛い思いをしたことを、小石のせいにしてはだめなのです。 何かのせいにしてはだめなのです。 自分が失敗した時に、誰かのせい、または不運のせい、と、責任転嫁する子になってほしいですか。 ウロ覚えですが、おおむね、こんな話だったと思います。 このお話をえらいお坊さんから聞いたときはまだ独身の頃。 最初は、お母さんの何がいけないのか分かりませんでした。その続きをきいて、なるほど、と納得したのですが、未だに時々思い出すお話です。10年以上も前に聞いた説法。 だからと言って、自分が結婚し子供を育てるようになったとき、似たような過ちをしていないか、というと、そうでもない(笑) これからお母さんになるという方々には、是非心の片隅にでも留めておいて頂き、子育てに生かしてくださると嬉しいです。 PR