忍者ブログ
少し、意味がちがうんだ。

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

ACC感想

クラウドとマリンのシーンについて、すごくだらだらと語っています。

よろしかったら、続きから。



クラウドとマリンのシーンは雑誌で見た時から楽しみで楽しみで。どんな会話があるんだろうかと!

期待以上でしたーーっ!

はいはい、思い出してみよう、書いちゃうよ、会話。

「痛い?」
「…うん。でも…デンゼルほどじゃない」
「治るの?」
「…わからない」
「デンゼルのために、治す方法あんなに探してたのにね」
「知っていたのか?」
「クラウド、机の上片付けないからね」
「そうだな」
「ねえ…クラウドは、デンゼルの星痕が消せないからおうちから出て行ったの?
自分にも星痕が出たから?」
「俺は…。自分ひとり守れない。そう思ったからかな」
「『自分ひとり守れない奴に、家族なんか守れるか!』って、父ちゃんが言ってたよ。
クラウド、あきらめないで」
「マリンとデンゼルとティファ。いつも俺を助けてくれたよな。俺はいつも誰かに守られて来た。今度は…俺の番だな」
「うん!」

ってここまで何も見ないで書いて、確認したら完璧だった自分を褒めたい。←自慢
 
クラウドのみに焦点を絞った萌え叫びは最後にまとめます…。
クラウド好きさん以外はウザイと思うので文末にご注意くださいね。反転してます。
 
「痛い?」ってクラウドの左腕に触れるマリン。
袖で見えないのに星痕の場所がわかるのはマリンだからかな。
ま、この点はあまり突っ込む必要は無いと思われる。

星痕の治療法を探していた。。。ACではそんなそぶりはひとつもなかったので感激しました…クラウドぉぉ!
もしかしたら元々あった設定だったのかもしれないけど、これは泣かされる要素だ。
ACでも小説でもあまり語られないクラウドの思いに触れられるのは嬉しい。
だからと言って語られ過ぎても困るんですけどね(笑)
こんな感じで小出しにされるのがちょうど良いと思います。
小説のクラウド編とか、出ないだろうけどこの先も出さないでほしいと個人的に思います。
主人公だから、妄想の余地があったほうがいいし、絶対暗い話になるだろうし…。
ACC後の幸せほのぼのだったらいいけど(公式でそれはありえないね・笑)
 
クラウドの机の上にあった星痕の記事や写真。
2冊の医学書らしきものにはよれた付箋が沢山付いていて、読み込んでいた感じがします。じーん…。
机の上の色々は、デンゼルと出会ったことがきっかけなんでしょうね。
エアリスが自分の所にデンゼルを連れて来た…クラウドはそう思っていたから
なんとかして助けたい、って思いが強かったんだろうな…。

「ねえ…クラウドは…」
マリンの、この「ねえ…」が、ね!いい演技するよこの子!!何か、訴えるものを感じて胸を打つんですよ。
ねえ、どうしてなの?ねえ、教えて?って、本当に子供らしいまっすぐな問いかけ。
メインテーマがまた涙を誘うんですよね…あたしゃこの「ねえ」とメインテーマで、毎回うるっとします。
そしてマリンの直球!の答えが「自分ひとり守れない。そう思ったからかな」
 
過去の出来事で自責の念に囚われ続けるクラウドが、
自分の存在意義を「家族を守る」ことに見出していたことは明らか。
「自分ひとり守れない」と、軽く拳を握るクラウド。己のその手で守りたいのは、家族。
だけど自分は死んでしまうからそれが出来ない。
自分ひとり守れない、は無力な自分を呪う…というのが大袈裟なら、無力な自分に失望した言葉だと感じました。
 
それにしても、デンゼルのために一生懸命治療法を探して星痕という病気に立ち向かおうとしていたはずなのに、
いざわが身に降りかかると途端にくじけてしまったんですね、クラウド。
あきらめるの早すぎないかい。
もう自分ではどうにも出来ないって逃げてしまった理由はやっぱり、クラウドの中の罪の意識。大事な人たちを助けられなかった過去…なんだろうな。
 
「そう思ったからかな
この「かな」ってところ…理由はそれだけじゃなくて他にもいろいろあると示唆している気がするのだけど深読みしすぎだろうか。

ACCではのっけから星痕の悲惨さがリアルだった。
黒い痣なんてものじゃなくて、泡のように肌に浮き出した膿。末期なのか、口からも鼻からも耳からも膿を噴出して倒れる男性…その描写を見ていたら、これはクラウド、自分のこんな状態をティファや子供達に絶対見せたくないと思うだろうな、という思いが強くなった。
 
それから、星痕を患った人に対する、世間の冷ややかな反応。
現実に置き換えて考えれば無理も無いことです。
モグ子に投げつけられた「家から出るなよな!」と、ティファ編小説の追加部分では、デンゼルを家族に迎えたことでセブンスヘブンの客が減ったという一文で、それが如実に伝わってきました。
クラウドには、ティファやマリンに迷惑をかけてしまう、という思いもあったのではないかな。
デンゼルのことを迷惑だなんてティファもマリンも微塵も思っていないことは知っているはずなのに
自分のこととなると、自信がなかったんだな。
自分が家族の負担になるとしか思えなかったんじゃないかな…。
 
つらいよね。絶望するよ。
デンゼルを助けられず、家族を守り続けることも出来ずに自分は死ぬ。
一番見せたくない人に悲惨な姿を晒して、負担をかけるばかりなら
家を出てこのままひっそり1人で死んじゃってもいい、って思っちゃうよ。
 
って、いろいろクラウドの心情を想像してみるのだけど、ティファの気持ちが全くわかってないな、こいつ、って思っちゃいましたよ(笑)
まあ、この辺の未熟さも魅力なわけで…惚れた欲目ですな。
 
話を戻しまして。
 
バレットのマネするマリンvvかわええ~vv
「クラウド、あきらめないで」
大の大人…いや、未熟な大人を励ます6歳の女の子。
しっかり者だなあ。恐れ入った。マリンに愛しさ爆発!!
 
「マリンとデンゼルとティファ。いつも俺を助けてくれたよな」
その存在に支えられ、救われてきたということですね。
うんうん、それが家族だよ。大切だよね。離れたらいかんよ。
 
「俺はいつも誰かに守られてきた」
「誰かに」って、家族だけじゃなくて
エアリスとかザックスも入ってますかあぁぁぁあああ(泣)
クラウドの人生が走馬灯のように頭の中を駆け巡ります…。
 
「今度は、俺の番だな」
その前の忘らるる都でのヴィンセントとのやり取りで、罪が許されるか試してみる、と前向きになったクラウドを見れましたが、より明確に言ってくれました。
良かった、良かったよクラウド…たどり着いたね。(時間掛かったね…)

 
 
さて、おまけ。
クラウドにのみ焦点を絞った萌え叫び行きます。逝ってますので反転。
 
「うん」ってオマエ…!!萌え殺す気かあ!!
ACでも「うん」ってあるけど、こんな風にまっすぐ誰かを見てはっきり頷いてはいない。なにこの破壊力。床じゅう転がってテーブルの足で頭打つわ幸せだから痛くないよ。
わたしこれから会話書く時「ああ」じゃなくて「うん」を多用する か も し れ な い。
 
表情の変化が細かくて、技術の進歩と丁寧なつくりに万歳です。力入ってますね!ありがとうスタッフーー!!
知っていたのか?の時の意外そうな顔とか、「ねえ、クラウドは~」のマリンの問いかけの時に見せる戸惑いの顔とか、もう、ね!この表情が一番好きですわ!!いや、バレットのマネにびっくりする顔も…!!どうしようこれもう、ハァハァハァ。
とにかくもう素なのが良いよ素。普段ティファと話すときもこんな風に自然な表情してるんだろうな~うわ~~ぐふふ…もはや言葉にならない。
 
いやもう、全部なんですけど、特に最後のほうはクラウド乙女にしか見えないんですけど私の目がおかしいの?!乙女なのにかっこいいってどんだけミラクル!!
そんで、最後マリンの頭に手をやってる図なんだけど、クラウドの腕(じゅる…)の血管までくっきり見えるんだけど(じゅる…)リアル過ぎてもはや実写…ほへ~…(とりあえずヨダレを拭け)
 
クラウドヴューで言えばこの追加シーンが一番ツボでございます。マリンとのやり取りも最高だし。すごく幸せです。

以上。長かった…。読んでくださったかた、ありがとうございました。
 
 
PR