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少し、意味がちがうんだ。

On the Way to a Smile 感想その3

土日仕事休みでも、ゆっくりできないっす。ふう…。

最後、つづきから神羅編とライフストリーム編の感想。ネタバレ注意です。
あと、ザクエアが好きな人には(エアリス大好きさんにも)オススメできません。
神羅編

これ70ページぐらいありますよね。他のは3、40ページなのに。だからすごく長く感じた。
お。序盤ちょっぴりツォン→エア?
古代種の神殿でツォンさん助けたのはケット2号機だったのかー。
社長どんだけ拉致監禁ーー!もういいから早く助けてあげてって思いながら読んでました。
でもメテオのあとの混乱だとか、エッジが出来るきっかけだとか、社長がジェノバの首の確保を決めた理由とかですね、へ~と思うところはありました。あ、記念碑が場所取りとかね(笑)


ライフストリーム編

ティファ編改訂版の次に楽しみにしていたのですが…。
予告?の「セフィロスとクラウド」というよりも、「セフィロスの怨念VSエアリスの想い」って感じでした。
セフィロスの怨念というか…執念というか、強烈だなあ。
クラウドがセフィロスを覚えてる限り、セフィロスはライフストリームに拡散しても(しても?!)存在し続けるって、それじゃあ、セフィロスの精神はクラウドが死ぬまで消えないというのだろうか。思い出にいはならないさってそれかい?
あと、エアリスサイドでは、セフィロスの邪悪な気配に気付いたエアリスが、なんとかしようと考えているんですけど、セフィロスが己の存在を保つためにクラウドの記憶を核としていることを知り、クラウドへの想いを思い出す。エアリスにとって、クラウドは 「友人であり恋人であり――大切な人の象徴であり、守るべき存在」とあるけど「恋人」という表現は違和感あるよね。なぜこの言葉にしたのかな。色んな誤解を招くと思うけど。
エアリスの、クラウドに対する思慕が随所に綴られている。ラストも、「わたしは、クラウドが知っている私のままで会いたい」という切ない乙女心で〆。これはエア→クラ小説であり、セフィ→クラ小説かな、という印象。

で、ザックスは?と思う方も沢山いると思うのだけど、本編でクラウドに出会い、好きになってしまったエアリスにとってザックスは最早、過去に好きだった人、に過ぎないんだろうな、と…。これ言っちゃうと、ザックスが気の毒なんだけども。CCザクエアも台無しなんだけども…。そしてACCのラスト(教会にバスターソード)にも繋がらなくなってしまうね。今更感が漂うようで。

で、とってもモヤモヤ(笑)

単純にさ、セフィロスの邪悪な思念に対抗しようとするエアリスの奮闘話、でよかったんじゃないか。私はそっちに重点を置いたものが読みたかった。星痕を癒す方法をどうやって生み出したの!?あの水はどーなってるの!?エアリスおせーて!みたいな(笑)クラウドに伝えたい想いがたくさんあったとか、私のままで会いたいとか、切な過ぎるエア→クラ心情をこんなに盛り込むのは今更じゃないのかなと私は思う。

クラティ至上主義な観点から言えば、クラ→エアな表現がなかったことが救い。
それあったら、しばらく凹んで浮上できなかったよ…確実に。

 
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