うんめいって、運命? FF7リメイク 2021年03月14日 リメイク発売からそこそこ時間も経ったので、そろそろ自分的解釈も書いておこうと思います。前に、リメイクは本編のストーリーから大きく逸脱せず続編であるACへと繋がると思う理由を、制作側のインタビューなどから推察して書きました。今回は、ゲーム中の描写から気付いた点を挙げてみます。長いので畳みます。 注意事項※出回ってる考察を全てチェックしたわけじゃないので、どなたかの考察と類似してたりするかもしれないけどそこはスル―してください。※他の考察を否定するものではありません。※当サイトにメッセージくださった方の考察も参考にさせていただきました。私が推しているのは「フィーラーの守っている『運命』は、原作のストーリーではない」説です。これは可能性の1つとして初期に考察されている方もいましたし、現在はわりと広まってる?気もしますが。この説を裏付けているのでは?と私が思ったシーンの1つが以下です。17章神羅ビルエアリスの部屋での会話レッド「星は力尽きてしまうらしい」バレット「んな真っ暗な未来に向かって俺たちを送り込むのかフィーラーはよ」エアリスに触れられた時にレッドに流れ込んできた知識によると、フィーラーが守ろうとしているのは×星を救う原作ストーリー○星が力尽きる真っ暗な未来裏付けというか、実はここでフィーラーの目的が判明してた、と言っていいのでは。それまでフィーラーの行動は、クラウド達に原作のストーリーをなぞらせようと動いていたように見えました。しかも多くのプレイヤーが制作側の、言い方悪いですが”巧妙な手口によってそう思わされていたので、当初はフィーラー=原作厨 なんて言われたぐらいです。じゃあレッドとバレットの言う「星が力尽きる真っ暗な未来」とは。原作とは違った結末の、いわば「滅亡のシナリオ」があったんじゃないでしょうか。フィーラーはそれを守ろうとしていた。エアリスはそんな滅亡の未来を変えたいから「助けたい、星を、皆を」って言う。それだとセリフの意味がしっくり来ます。18章でのエアリスの「未来は白紙だよ」も、滅亡の未来を変えるために壁を越えてフィーラーと闘っているさなかのセリフですから、これもしっくり来ます。ところで、このフィーラーの役割や守ろうとしてる運命について、17章でエアリスに語らせずにレッドやバレットに言わせている辺りが非常に巧妙だと思うんですよね…それよりも、ティファの「エアリスは何を知ってるの?」という質問で、いよいよ核心に触れる発言がエアリスから聞けるのか!ってそっちに期待が膨らみませんでしたか?でも「今は迷子みたい。動くほど道が分からなくなる」「フィーラーが触れるたび私のかけらが落ちていく」「黄色い花が道しるべ」と意味深な返答でこちらの頭の中は「?」が浮かぶばかり。うまく煙に巻かれた気がします。ん?結局どういうこと?と、1周目ではレッドとバレットのセリフについては深く考えてませんでした。まあその後のレッドの500年後の光景が「捨てようとしてる未来」っていうのも混乱の原因なんですけどね。これはほんと解らない。さらに。フィーラーが守る運命「滅亡のシナリオ」が、どういうシナリオだったのかと考えた時、本編ストーリーと非常に似通った道筋をたどりつつ、結末だけは滅亡になるものだったのではないかと思います。最終的にキーとなるシーンは多分忘らるる都のエアリスのシーンなのでは。何度も見せられたのも何かしら意味がありそうです。本編シナリオと滅亡シナリオ。似通った道筋だから、本編を知っているプレイヤーこそ「フィーラーの守る運命=本編ストーリー」と思い込むのは当たり前だった。それはもちろん制作側の意図するところ…でしょうねやっぱり。そしてエンディング。星を滅亡へと導こうとするフィーラーを倒し、クラウド達はエアリスの導きにより未来を切り開いた。でもまだ星を壊そうとしているセフィロス(バレット談)がいる。追いかけよう、俺たちの旅はこれからだ!~完~ じゃなくて続く。さあこの先はどうなるのか…滅亡の運命に抗った結果、最終的には星を救うエンドになるのは間違いないと思いますが。シナリオも原作準拠で進めていくということなので余計な心配はしていませんが、フィーラーはまた出てきそうだなあと(笑)あと、セフィロスを絡めて考えると混乱してしまうので、まだまだ謎が多いです。というわけで、他にもあれはきっとあーでこーで…と考えていることはあるのだけど、とりあえず、バレットとレッドが重要なこと言ってたわ!ってことを言いたかったのです。ここまで読んでくださった方がいたら、ありがとうございました。※あとで恥ずかしくなったら消すかもです。 PR